2024年2月29日と3月1日にわたって行われた愛知県主催の自動配送ロボットによる公道での実証実験に参加しました。
デリバリーロボット名は「DeliRo」と言います。ベンチャー企業が開発しました。
実験では、可児市にあるウイングファームから「ウイングいちご」を東濃バスの荷台に乗せ(貨客混載)名古屋・栄のバス停まで運び、スタッフによる積み替えののち「DeliRo」が約1km離れた商業施設「マルエイガレリア」まで運びました。
「DeliRo」はカメラで赤信号から青信号に切り替わることを確認し、横断歩道を渡り、360度センサーで歩行者を避けていきます。「こんにちは」などと街行く人に挨拶をしながら、人間の早歩き程度の時速6kmで進み、およそ10分ほどで目的地に到着しました。
実証実験は各メディアで大きく取り上げられ、物流の末端拠点から届け先までの「ラストワンマイル」の課題解決のみならず物流コスト低減に向けてのウイングの取り組みを知っていただく良い機会となりました。
自動配送ロボットは来シーズンの実用化に向け、さらに検証を行っていきます。